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合格体験記2021
「Lift Off !」

以下は,2021年入試で合格した会員の合格体験記です。ただし,氏名に関しては,出身高校,進学大学の個人情報と共にインターネット上で広まり過ぎることを防ぐために,イニシャルにしています。冊子版の「合格体験記2021 Lift Off!」では氏名共に掲載していますので,ご了承ください。

SURについて

Y.K 大阪市立大学 医学部医学科 四天王寺高校卒

私は英語と数学,物理,化学を受けていました。ここではそれぞれの科目の授業について書きたいと思います。

まず英語は,ただ文章を日本語に訳すだけでなく,その内容についての詳しい説明があります。なので同じテーマの文章がまた出てきた時は主旨があらかじめ分かっているので解きやすくなり,だんだん文章を理解しやすくなっていきます。

数学はとにかく進むスピードが速いです。授業を1 回聞いてその場で理解できなくても焦る必要はありません。板書がとても丁寧なので私はノートを繰り返し復習することで習得することができました。

物理は現象の本質から教えてくれました。学校では飛ばされがちな原子の分野もしっかり取り上げてくれます。現役生は原子が弱点の人が多いと聞きますが,私はSUR の授業のおかげで得意分野にすることができました。

化学は学校とは違う分かりやすい解法を教えてくれます。1 回聞くだけで印象に残ったのですぐ実際にその方法を使うこと ができました。また,プリントの質がとてもよく市販の参考書より分かりやすかったです。

受験において一番重要なことは自分のペースを守り続けることだと思います。周りに流されることなく自分に合った方法を見つけてください。そして,受験当日は制限時間の最後まで絶対に諦めずに問題と向き合ってください。

最後になりましたが,お世話になった先生方,事務の方々,本当にありがとうございました。

受験生活を終えて

R.B 神戸大学 医学部医学科 大阪教育大学附属高校天王寺校舎卒

SUR では中1 のスタート講座から英語の授業を受けており6 年間お世話になりました。

僕は高3 の夏まで部活を続けていました。部活を引退する人が周りにいる中で勉強にかける事ができる時間は他の人よりも限られていました。実際,部活を引退するまでSUR の授業はほとんど遅刻をしてしまっていました。そんな時間の限られた受験生活を終えて大切だと思った事とSURの良さについて書きたいと思います。

まず,一番大切だと思うことは,「できるだけ早く勉強の習慣をつける」という事です。僕は高1 の冬から授業のない日は部活後にSUR の自習室に通っていました。比較的早い段階から勉強をする習慣をつける事ができたので受験勉強を始めた時にあまり苦労する事がありませんでした。勉強の習慣をしっかりつける事が長い受験勉強を乗り超えるための土台となると思います。

また,「勉強の計画を丁寧に立てる」という事も大切だと思います。僕は数か月単位の大まかな予定と1 週間単位,1 日単位の細かな予定を立てていました。受験本番までに残された時間は限られています。予定をしっかり立てておく事で効率的に勉強を進める事が出来ました。受験当日にやり残したことがないと言えるように計画を立てる事が合格につながると思います。

SUR では中1 から英語をお世話になりました。高1 の時点では英語は苦手科目でした。しかし,立川先生,羽座先生の授業を受ける事で英語の本質的な面白さを知りどんどん英語力を伸ばす事ができました。また,SUR には周りにレベルの高い生徒がおり,そのような環境で授業を受けた事で危機感を持って勉強する事が出来ました。自習室が10 時半まで開いていた事やビデオ受講出来た事も部活後にSUR に行く僕にとってとても助かりました。

最後にお世話になった先生方,事務の方々,本当にありがとうございました。

私がSURに通って合格した理由

R.T 大阪大学 薬学部 天王寺高校卒

私が3 年通って感じたSUR の良いところは,演習問題の量・質と,解説の分かりやすさです。

特に理系科目では,覚えることと同じくらい使うことが重要だと感じましたが,3年になってからSUR は演習と解説の授業になり,入試問題レベルの演習を1 年間,相当な量を行えたことが合格につながったと感じます。さらに,その演習問題も,各科目の先生方が入試問題から良問を選んでくださったり,これまでに長い間受験生が解いてきたSUR 独自の問題を提供してくださったりして,1 問1 問が学校では解けないような良い問題だったと思います。基礎の暗記事項は学校でもほとんど同じことを教えてくれるけれど,演習の量と質はやはり塾に通った価値があったなと感じます。

さらに解説では,解答を示すだけでなく,どうしてこの考え方に至ったのか,読めない英文にどこから取り組めばいいのか,途中のこの計算はどうすれば間違わないのかなど,実戦的なことをたくさん教えていただけて,本番でもとても役に立ちました。

他の大きい予備校と比べて生徒数が少ないからこそ,生徒と先生の距離が近いために質問もしやすいし,授業の演習も毎回丁寧に添削してくださって,進路の相談も先生が親身になって聞いてくださるところもSUR の大きな魅力だと考えています。

後輩のみなさんは,SUR にいる以上,まずSUR の先生を信じてみてください。もしこの人合わんなと思う先生がいても,SUR の先生方は絶対に私たちより大学入試のことに詳しい人たちです。SUR の先生を信じて勉強して私は合格しました。受験はつらいですが,学校行事も楽しんで勉強もして,頑張ってください!

私の受験

S.A 大阪市立大学 医学部医学科 清風南海高校卒

私がSUR に行き始めたのは高3 の英語の春期講習でした。その後コロナによりオンライン授業になり,対面授業が行われるようになった後もそのままオンラインコースを選択しました。自分の都合に合わせて見ることが出来るので,学校からSUR への移動が大変だった私にはすごく合っていました。

ここからは,私がやって良かったことを3つ紹介します。1 つ目は,春休みに入ったらすぐに物理と化学の入試用の問題集を始めたことです。理科は演習量がものを言うので,現役生と浪人生の差がつきやすいと言われています。逆に言えば理科ができることは現役生にとって大きな武器となります。できるだけ演習量を積めるようすぐに手をつけるべきだと思います。2 つ目は,自分に合った英単語帳を見つけることです。そしてその単語帳を,何周もしたり,ある単語が英語の長文中に出てくる度に索引で引いてそのページに色々と書き込んだりして,ぼろぼろになるまで使いこみました。3 つ目は,毎日英語の長文に触れることと,ひとつの長文を絶対に2 回以上読むことです。私は,SUR の授業で用いたものや過去問,長文問題集のものなどを大量に読んでいました。2 回以上同じ長文を読むことで,単語や和訳などの定着度が上がります。

今度は後悔したことを2 つ紹介します。1つ目は,共通テストでいつもと違うことをしてしまったことです。本番のメンタルがおかしかったせいで,数IA の選択問題で,いつもは確率と整数を選ぶのに,その日に限って図形を選んでしまい,取れたはずの点数を落としてしまいました。皆さんは絶対にいつもと違うことは本番でしないようにしてて下さい。2 つ目は英語に取り組む時期が遅かったことです。高校2 年生の頃から単語や熟語の暗記や長文読解に取り組んでおけばもっと英語の成績が良くなっていたと思います。早いうちから毎日英語に触れてください。

受験勉強では,必ず何かしら後悔します。ですから,できるだけその後悔が少ないように後輩の皆さんも頑張ってください。

不安の克服方法

I.H 京都大学 文学部 天王寺高校卒

不肖ながら,皆さんに「不安の克服方法」について話そうと思う。

人は特定条件下で不安に襲われる。勿論様々だが,「失敗しそうで怖いとき」,「失敗すると困るとき」が代表例だろう。一方,過度な不安や緊張は害にしかならないことも,皆さん御存知のはずだが,残念ながら,大学受験において先程挙げた「不安の条件」を正面から潰すのはほぼ不可能だ。

私の場合は,「開き直ること」で,緊張や不安とほぼ無縁で大学受験を終えた。(勿論,安全な道を進んだのも大きな要因だが。) そこで,私なりの「不安の克服方法」,即ち「開き直り方」を伝えようと思う。

簡単に言うと,「全力を発揮できる」と思えることと,「全力で準備した」と思えるようになることである。前者に関しては,模試は勿論,定期考査から全力を尽くすことだ。私は,定期考査のための勉強に過敏にならずともよいが,ケアレスミスをしないように考査中は全力で集中すべきだと思う。それが当たり前になれば,特段気合いを入れずとも集中力は発揮できる。「普段通り」がベストコンディションというのは素晴らしいことだ。後者については,SURの授業で習ったことを,抜け目なく復習すればよい。私自身,母校の授業は受験にはそこまで役にたたないと切り捨てた節がある。それは,最初からそうだったわけではなく,自分が足りないと思ったものを補充するうちに学校の授業が結果的に不十分なものだとの認識に至っただけだ。しかし,SUR でそんなことが起こったことは一度もない。現代文では授業だけでなく参考書の紹介までしてくれて,数学では十二分な演習機会をいただいた。英語に至っては,十分に予習と復習さえすれば,京大英語なら何の問題もなかった。大切なのは,抜け目なく十全に復習に取り組むことだ。何か新しいことはしなくてもいい。後は過去問演習さえすれば「全力で準備した」と言えよう。当然かなりハードだが,頑張ってほしい。

受験攻略法

K.N 京都大学 工学部 大阪星光学院卒

まず初めに辻永先生,立川先生,今井先生,北山先生をはじめとするたくさんの先生方には本当にお世話になりました。ありがとうございました。

ここでは6 年間SUR に通った僕が感じたSUR の魅力や受験について話したいと思います。

最初にSUR の良さについてですが,これは少人数体制ゆえの雰囲気の良さがあると思います。僕が6 年間SUR に通い続けられたのはこのためと言っても過言ではないです。また,SUR では中1 から高2 にかけては学校よりも発展的な内容を取り扱っており,SUR の授業を復習するだけでかなり効率の良い勉強ができると思います。高3 では基本的にどの科目も入試演習となり,自学自習の苦手な僕はこの演習にかなり助けられていました。

次に僕が後輩たちに伝えたいことを話そうと思います。それは受験で最も大事なのは自信だということです。僕の年はセンター試験が共通テストに変わるという異例の年でした。また僕の場合,2 次試験の数学の手応えが全く無く2 日目に焦ったことを憶えています。そんな年だからこそ改めて平常心の大切さを実感しました。そして平常心がどこからやってくるかというと自信からです。自信をつけるためにはただひたすらに問題を解き定着を図るしかないです。そして受験の直前にはこれまで頑張ってきた自分を信じればいいです。「普段通りに解くこと」ができればこれほど強い武器は他にないと思います。

僕からのメッセージが少なくとも誰かの役に立てたのなら光栄です。最後になりましたが改めてお世話になった先生方や事務の方,そしてどんな時もサポートし続けてくれた両親に感謝したいと思います。本当にありがとうございました。

SURはいい塾です。ほんまに。

R.N 大阪市立大学 医学部医学科 清風高校卒

僕は中学校 1 年生の頃から SUR に通っていました。小学校6 年生の時に「いい塾があるんやわ」と親に言われ,「ほな,いこか」と思い,SUR の体験授業を受けに行きました。そこで数学の石井先生の授業を受け,「めちゃおもろいやん」と思い,SUR に入塾しました。

中学の頃は桜間先生の数学と宮下先生,中野先生の英語を受けていました。桜間先生は非常に優しいお方で,石井先生と同様面白い問題をわかりやすく解説してくださいました。宮下先生には非常に長い間お世話になりました。宮下先生は各生徒の学力状況を的確に把握しており,学期ごとにわざわざ各生徒の家まで電話をする非常に熱心な方です。勉強を全然していなかった僕はその電話が怖かったのですが(笑)中野先生は非常にフレンドリーな方でほとんど接点がなかったのに,高校3 年生になっても話しかけてくださいました。英検の面接練習もしてくださり,中国語も教えてくださいました。

高校の頃は羽座先生や宇野先生にお世話になりました。羽座先生は授業が面白く,英語に精通されているだけでなく,英語以外の知識も豊富な方で,話をさせていただいた時も非常に楽しかったです。実は僕は宇野先生の授業をとっていませんでした。にもかかわらず,僕が質問をすると嫌な顔1 つせずに親切に教えてくださいました。さらに,物理の答案を採点しようかとまで言ってくださり非常に親切な方でした。

受験をする上で挫折を経験しない人などほとんどいません。模試や塾のテストの点数が悪くても耐え抜いて逐一解決策を見出していけば必ず学力は向上します。僕も時々泣きながら勉強していました。それでも耐え抜けばきっとうまく行きます。「こんなにやって来たんやから落ちるわけがないやろ!」と,思えるようになるはずです。頑張ってください。

最後になりましたが,先生方,事務の方々,本当にありがとうございました。

SUR名物!?テスト演習

K.T 京都大学 工学部 大阪教育大学付属高校天王寺校舎卒

僕は高校からSUR に入りました。入塾テストでは英数どちらも1 番下のクラスになり,そこから僕のSUR 生活はスタートしました。1 年の時はがむしゃらに勉強し,2 年になる時には数学H,英語G に何とか編入することが出来ました。しかし,2年では部活動が忙しく,あまり勉強ができなかったので,実力テストで平均点を取るのがやっとくらいの成績でした。

2 年の冬から物理の講座を取り始めました。単元ごとのテスト演習では,上位に入ると講評の紙に名前が掲載されるため,それをモチベーションにして,テストのためにいろんな参考書を解いたりしました。3年になると,SUR 名物のテストゼミが本格的に始まりました。強敵E 君が猛威を奮っていて,夏のテストゼミでは完敗でした。それが悔しくて,そこからの物理の単元別テストでは1 週間ごとにE 君に勝つのを目標に勉強をし,毎週2 回あるテストのうち1 勝くらいはできるようになりました。数学の方は完敗で,その時期くらいに受けた京大模試でもあまりいい結果が出ませんでした。そのため,参考書の章末レベルの問題を多くこなし,解答パターンを身につけました。すると12 月に数学がいきなりできるようになり,上位に名前が載るようになりました。このことでかなり自信がついたと思います。

SUR のテストゼミは良問ばかりで,添削もきっちりしているので本当にオススメです。さらにテストゼミは頑張れば順位が出るので上位になることを目標に勉強できます。また,テキストを復習してみるのもオススメです。皆さんもSUR を上手く活用して自分にあった勉強法を見つけて頑張ってください。応援しています!

受験を楽しむ

Z.E 京都大学 理学部 天王寺高校卒

私は高校1 年生から3 年間SUR にお世話になった。はじめは父に勧められ,どこかしら塾には通おうとは思っていたが他にいきたいところもなかったので通うことにした。しかしいざ入塾してみると,これがなかなかおもしろい。学校では習わないような深いところまで教えてもらえるというのが1 つ。さらに,先生方がどなたもそれぞれ個性的なのだ。たとえば英語科の羽座先生は構文や長文の説明の際ときどき寸劇を挟む。わかりやすいときもあればわかりにくいときもあったわけだが,不思議と記憶に残るのだ。こうしてSUR の先生方はそれぞれのやり方で,生徒の頭にのこりやすいように授業をしてくださる。だから我々はその先生のことが,そしてその科目のことが自然と好きになっているのだ。

さて,塾の合格体験記としては以下に述べるような内容はそぐわないかもしれないが,私の考えでは,もし学校の授業で手一杯なら,無理に塾の授業を増やすべきではないと思う。もちろん,学校の授業だけではよくわからなかったところを塾で理解するということもあるだろう。しかし,自分の心のゆとりがなくなるほどの勉強をするのは推奨しない。受験に勝つためにはたくさん勉強することは必要だ。だが,難しい勉強ばかりで苦しい思いをしただけで一度しかない高校生活を終えてしまうのはもったいないではないか。先述したSUR の授業のおもしろさの根底には,純粋に学問を楽しむ,という精神があるのだと思う。受験は大変だし,苦しいときもたくさんある。だが,だからこそ,自分のキャパを超えてがんばりすぎてしまうことなく,学校やSUR でできた友達と苦難を分かち合いながら,勉強を楽しもうという気持ちをもってほしい。あなたにその気があるのなら,SUR は受験を楽しむために最高の環境を提供してくれることだろう。

3年間の数学

E.Y 大阪大学 工学部 天王寺高校卒

僕は中学のとき,高校受験のSUR に通っていたので,高校入学後もそのまま大学受験のSUR に通うことにしました。高校1年で数学を受け持っていただいたのが石井先生でした。石井先生の授業は楽しく,分かりやすかったので秋の実力テストではそこそこ高い点数をとることが出来ました。また,雑談にもつきあっていただいてとても楽しく塾に通うことができました。

数学が得意になり調子に乗った僕は,2年で数学H の授業に参加しました。しかし想像よりはるかに難易度が高く,必死にやっても理解が追いつかなかったので,夏にはギブアップしました。ただここまで何となく数学の勉強をして,ある程度出来ていた自分の勉強法がダメだということに気づくことができました。またH クラスで深い数学の世界を見た事で,数学に対するモチベーションも上がりました。

そこからの約2 年間は数学G で過ごしました。ギアを1 個上げた勉強と涌谷先生の授業のおかげで,高3 秋以降のテスト演習では悪い時もありましたが,そこそこいい成績を残せました。

SUR( 高校受験組) では高2 冬までに数IIIも全て習いますが,僕もそうでしたが大体の人は高3 夏の段階でも数III の力は全然入試レベルに達していません。ただ9 月以降,20 回のテスト演習があります。これをきちんと理解していけば数III の力は十分につきます。大学によっては数III の問題傾向がずっと一緒で予想しやすく,大きな得点源にもなり得ます。高3 の人はこの1 年間,数III の伸びも意識して数学の勉強をしてみてください。自分の将来をイメージしながらひたむきに勉強することが,目標の大学合格への近道です。みなさんの良い結果を願っています。

最後に数学以外にも英語,物理,化学,国語でお世話になった先生方,事務の方々に御礼申し上げます。ありがとうございました。

SURの英語

N.T 京都大学 工学部 四天王寺高校卒

私は中1 から高3 までSUR の英語に通っていました。勉強嫌いで真面目じゃない私からの視点ですが,中1 から高3 までの英語の授業の思い出をかいていきたいと思います。

ほんとの初めは全く英語に触れていない中,SUR ではネイティブの先生とのスピーキングや英語の本を読んで感想を書くライティングの授業があって,ついていけませんでした。最初のスピーキングの授業でネイティブの先生に「ダマルナ」(英語風に)言われたのは恥ずかしすぎて今でも覚えています。でも結局通っているうちについていけるようになりました。中1 から高1 までは楽しかったなぁ~の一言です。

授業はとても分かりやすかったし,緩い雰囲気でのびのびと楽しんで英語を学ぶことができました。そんなに勉強していなかったのに英語が得意でいられたのは宮下先生のおかげだと思います。4 年間うけもって頂いた宮下先生は気さくで面白く,悩んでいる事があれば親身に考えて下さる先生で,高3 でもお世話になりました。

高2 からは先生も変わり高校受験組の人も加わってかなり違った雰囲気になりました。授業で扱う文章も難しくなって,ついていけないことも多くなりました。でも文章の内容が興味深いものばかりで,英語はもちろん,現代文の授業のように文章の内容まで面白い寸劇つきで教えて頂き,高1までとは違う楽しさがありました。

後,今考えると高3 で扱う文章は入試でのレベルを超えていた気がしますが,そのような難解な問題になれておくことで入試の問題が軽く感じられました。結局私は本番の数学でかなり失敗して,英語に救われました。英語(京大の英語)が得意で本当に良かったと心底思いました。

最後に,SUR のアットホームで居心地のいい所と英語しかとってないのに他の教科の質問も丁寧に面白く答えて下さる懐の深さはSUR の大好きな所でした。お世話になった先生方,事務の方本当にありがとうございました!!

SURで過ごした3年間

S.M 大阪大学 文学部 四天王寺高校卒

私は高校から3 年間SUR に通っていましたが,まずは3 年間通して受講していた英語について話します。

中学時代,私は英語が得意ではありませんでした。高校1,2 年生の間はG クラスに所属していました。そしてこの間に私はいつの間にか英語が得意になっていました。英語に関しては指定された予復習以外のことはしていませんでしたが,これによって基礎を培うことが出来たのだと思います。ここで後輩の皆さんに言いたいことは,単語テストは毎回完璧にこなすべきだということです。早く単語を覚えることで確実に周りに差をつけることができます。そのほかの復習もしっかり行うと自然と学力は身につくはずです。

次に,高校3 年生になると一番上のHクラスに移動しました。東大京大医進コースといういかめしい名前がつけられていますが,阪大志望の私も入ることができたし,ここで得た本質的な英語力は阪大入試に大いに役立ちました。また,これは3 年間全ての授業に言えることですが,SUR の英語は面白いです。内容もアカデミックで,背景知識まで知ることができます。さらに,個性的な先生方はどこよりも面白くて分かりやすかったので3 年間授業を楽しめました。

次に環境についてです。私は受験期には毎日SUR で自習していました。広々とした自習室で勉強に集中し,疲れたらラウンジで友人とお菓子を食べて休憩するのが私の日課でした。また,先生方や事務の方々も気さくに話しかけて下さるアットホームな雰囲気だったのでリラックスして勉強に打ちこむことができました。

最後になりますが,先生方,事務の方々にお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

焦らず1年受験勉強

M.S 京都大学 工学部 大阪教育大学付属高校天王寺校舎卒

僕は中1 の1 学期に入塾して以降,6 年間SUR でお世話になりました。中学生活,高校生活と常に共にあり自分の日常の一部でもありましたが,高3 までの僕は授業以外で勉強もせずにただ通っているだけだったように思います。結局受験生という意識が芽生えたのは周囲の受験モードを感じ始めた高3 の6 月になってからでした。

とりあえず目標は高めに京大を設定し,自粛期間が明けた6 月にマーク模試を受けてみることにしました。結果は関関同立まで全てE 判定で自分でも中々に驚きました。一応6 月中は塾の自習室で勉強はしていたものの,ずっと勉強をサボっていたツケが回ってきたように感じました。そうして夏の冠模試も結局判定は悪いまま,受験の天王山と言われる夏休みはいつの間にか終わっていました。秋頃は親にも志望校を下げるよう何度も言われましたが,それを何度も断りました。なぜならまだ4 ヶ月くらいあるのでここから成績はどうにでもなる,と自分は考えていたからです。

精神的余裕をもって受験勉強に臨むということは僕が一番大切に思うことです。常に受験に対して焦りを抱えながら勉強をすることは追い込まれて頑張れるのでいいという意見もあるでしょうが,自分には効率的でないように思えます。仮に勉強時間が少ない日があっても他の受験生と差がついたなどと焦らないことです。勉強は量でなく質だ,とでも自分に言い聞かせればいいでしょう。また僕の場合は一緒に通っていた友達,ずっと面倒を見てくださった話しやすい先生方,6 年間ずっと通い続けた馴染みの校舎などSUR のアットホームな雰囲気が何よりの味方でした。

こうして僕は受験まで精神的に追い込まれることもなく,自分のペースで勉強をすることができました。そして秋以降少しずつ成績が上がってきてなんとか第二志望学科ですが合格しました。しかし二次試験で稼ぐつもりの数学で凡ミスをかなりしたので,正直落ちたものだと思っていました。やはり焦りは禁物です。

受験の乗り越え方

S.R 大阪府立大学 生命環境科学域獣医学類 天王寺高校卒

私は高校1 年生の頃からSUR に通い,大学受験に向けて,また学校の履修内容のより深い部分を学びたいという思いで3 年間勉強に励んできました。今回は私が大学受験をどう乗り超えたかについて話したいと思います。

1 つはSUR での授業の取り方について。私は3 年の夏頃までは,現代文,化学,数学,英語の四教科を,冬期講習前までと,共通テスト後~二次試験は現代文を除く3 教科を,冬期講習には最初の教科から化学を除く3 教科を受講しました。初めのうちに興味のある科目,取る余裕のある科目を取っておくことの利点は,学校の復習ができて,かつ学校後に自習をするという癖付けがで きる事です。受験が近づけば,次は自分の受験に必要な科目や自信のある科目別で,取捨選択をしっかり行い,受講する科目を決める事が大切です。理由は,受験が近づくにつれて重点を置くべきは,授業を多く受ける事よりも,自分の苦手を克服し得意を伸ばすという事だからです。授業にばかりに時間を割いて,復習,自習に手が回らなくなっては本末転倒であり,記憶が最も定着しやすい復習,自習の時間をいかにとることができるかが受験を乗り越える鍵になります。

そしてもう1 つの受験を乗り越える鍵は,不安や心配事があるときは必ず先生や塾の講師の方に相談をするという事です。模試を受けてその結果をもって相談に行けば,自分の足りないところや,伸ばすことのできるところを明確に指摘してくださるのでお勧めできます。自己分析は自分でできるかもしれませんが,先生方と話すことで,自己分析を踏まえたうえでの,今後の具体的な勉強法を得ることができるというメリットがあります。私の場合,その対策が具体的であればあるほど,勉強で途方に暮れる事は少なく,落ち着いて取り組むことができたので,悩んだらためらわず相談する事を強くお勧めします。

最後に,これから受験を控える皆さんを心から応援しています!がんばれ!

僕が京大を選んでから京大生になるまで

A.T 京都大学 経済学部 天王寺高校卒

僕が志望校を京都大学に決めたきっかけは,高校の行事で実際に大学の模擬授業を受けたことでした。そこで,京都大学の自由な校風や,構内の雰囲気などを知り,京都大学に憧れる形で志望校を設定しました。実際に大学の雰囲気を知ることは受験勉強のモチベーションにもつながります。行事が無くても,大学に行って売店や食堂に立ち寄るなど,一度大学を訪れる,難しければインターネットで雰囲気を調べてみることをお勧めします。これは併願校についても同じです。僕は後期試験で広島大学の受験も考えていたので,ネット上のオープンキャンパスで様子を調べました。併願校といっても通学する可能性のある大学です。調査を疎かにすると後悔するかもしれません。

勉強法としては,授業でできるだけ知識を頭に入れた上で,自学自習の時にはできるだけ問題演習をすることを意識していました。部活動や行事などで忙しく,時間が無い場合は,全範囲を確認することは難しいと思います。僕の場合は,問題を解いて,理解が曖昧なところを,周辺知識も含めて確認することで,時間が無くても受験に対応することが出来ました。また,勉強中はミスを減らすことを常に心がけてください。大学入試といっても,急に基礎的な計算問題が出てきたり,教科書にある基本的な用語を聞かれることがあります。本番では結局緊張するようになるので,ミスの危険性はより高まります。実際,僕も本番で凡ミスを犯し焦ることになりました。だからこそ,実際に手を動かして,計算や用語の漢字,スペルに慣れておくことが重要になるのです。

大学受験は3 人に2 人が落ちるようなシビアな世界です。だからこそ,それを乗り越えて得られる喜びも大きいものです。挑戦を恐れず,楽しんで下さい。友人,先生方など,サポート陣は強力です。志望校を諦めることなく,最後まで戦い抜くことで,結果だけでなく,受験勉強自体にも大きな達成感を得られるはずです。

宵越しの疑問は持たない

H.M 大阪市立大学 医学部医学科 大阪教育大学付属高校平野校舎卒

僕は勉強の際,同じ問題集を何度も解いて演習量を積むことを心掛けていました。多くの場合,むやみに様々な問題集に手を付けてもなぜ誤答したのかがわからずじまいになるからです。僕はエクセルを用いてカレンダーのようなものを自作し,どの問題集をいつやるのかについて,全教科の計画を立てていました。計画は各学年開始時に約1 年分立てましたので,当然何度も月ごと,週ごとに修正が必要になりましたが,ある程度先を見据えて予定を考えておくことで精神的には随分楽になったように思います。

僕の経験に基づくアドバイスをひとつご紹介すると,それは,SUR の先生方としっかりとコミュニケーションをとる事です。先生方はわかりやすい授業を心掛けて下さいますが,それでも疑問点は出てくるものだと思います。そこで,疑問を放置せずに先生に訊くことで,なるだけその日のうちに解消しておいてください。それを放置したまま,入試も迫ってきた頃に不明点が露呈することほど恐ろしいことはありません。僕の場合,職員室にずかずかと入って行って幾度となく質問をさせていただきました。(そのたび丁寧に答えて下さった先生方,ありがとうございました。)

それでは,僕が出願した学校選抜型推薦入試についてお話します。この型の推薦は,志願書,共通テストに加えて小論文や集団面接などが採点対象となります。コミュニケーション能力などがかなり求められますが,勉強以外に頑張ってきたことも評価していただけます。僕も高校2 年時には,勉強だけでなく,様々な課外活動にも力を入れてきました。それらの活動への評価も相まって今回の成果につながったと考えています。

最後になりましたが,長年にわたりご指導いただきました先生方,サポートいただきました事務の方々,本当にありがとうございました。終始稚拙な文となりましたが,この体験記が少しでも皆さんの助けになりましたら幸いです。

なんとかなる

Y.N 京都大学 工学部 大阪教育大学付属高校天王寺校舎卒

ここでは僕のこれまでを振り返ろうと思います。中3 になるのと同時に半ば強制的に親にSUR に入れられ,数学と英語を受け始めました。定期テストでは中の中と中の下の間を彷徨っていたぐらいの勉強嫌いだったので,SUR の授業にはついていけず,高2 の終わりまでそれが続きました。高2 の冬から受け始めた物理も同様でした。その頃には数英ともにクラスを一つ落としていました。

転機になったのは高2 の3 学期の実力試験でした。数学はクラス1 位,英語は3位をとり,英語H に昇格しました。ようやく勉強にやる気が湧き始めました。

しかし自粛期間に入ると,コロナの影響で部活の合宿も引退試合もなくなり,何をするにもやる気が起きず,2 ヶ月間自堕落な生活を送りました。この期間の収穫は有機化学の勉強を始めた事だけです。昼までベッドにいる生活を続けていたせいで自粛が明けても気が抜けたままで,7 月の下旬まで学校帰りに友達とチンチン電車に乗って浜寺公園に行ったりサッカーをしたりと受験生とは思えない生活をしていました。

夏休みを目前にして,当時阪大志望だった僕は,周りの京大志望の友達に影響を受け,志望校を京大に変えました。その後,E 判定を覚悟して受けた第一回京大実戦でC 判定を取ってしまった事で油断し,以後の模試ではD かE しか取れなかったので皆さんは油断しないでください。字数の関係でこれ以降の振り返りは割愛します。

僕が伝えたいことは悲観的になりすぎないでほしいという事と,自分の得意科目を作った方がいいという事です。共テ本番の地理で68 点を取った時も,物理の直前テストゼミで9 点を取った時も,ガックリはしましたが,とりあえず二次が終わるまでは諦めずに頑張ろうと言う気持ちでいました。得意科目の話は,科目じゃなくて分野でもいいです。僕の場合は有機化学でした。1 つ得意分野があると安心感があるのでお勧めです。合格に向けて頑張ってください。

受験を”SUR”する英語力

N.I 大阪大学 外国語学部 天王寺高校卒

外国語学部の英語は難易度が高いと聞いて不安でしたが,SUR 英語の徹底的な構文解釈と文法で鍛えられ,高3 からのテストゼミで二次試験の形式に付いていく体力をつけることができました。

コロナ期間に入ったこともあり,私は一度SUR を辞め,他塾の英語を受講しました。そこで思い知ったのが,SUR の教材の質の高さです。授業の終わりに配布される解説は非常に詳しく,丁寧。英作文LIVE も,答えの例文が何パターンも,しかもどれも真似したくなるようなものが揃っているのはすごいことです。また,SUR の教材にはSecond Try という復習用ページが付いていますが,他塾にはそれがなく,毎授業自分でコピーしなければならず,有り難みを実感しました。休校期間が終わると,結局またSUR に戻ってきました。

SUR では公開テストがなく,自分が全国的にどのくらいのレベルにいるのかわからず不安になるときもあります。ですが,心配ありません。SUR の生徒は間違いなくトップクラスの人ばかりです。教師陣もプロが揃っています。他塾の公開テストで上位になっても,ここにSUR の人は含まれていないのか…と思うと全く喜べませんでした。

後輩に向けて,これだけは自信を持っていえます。SUR に付いていけば,絶対に大丈夫。

授業の質が高い分しんどいけれど,諦めずに踏ん張ってください。

大学受験を超える,まさに“SUR”の名にふさわしい学びを得ることができます。

最後になりますが,本物の英語力をつけてくださった羽座先生,優しい事務の方,本当にありがとうございました。春からは自分のしたい勉強を目一杯楽しみます。

SURで学んだ2年間

H.T 京都大学 法学部 天王寺高校卒

僕は高1 の冬からSUR に入塾し,沢山の先生のお力添えがあり,無事に京都大学法学部に入学できました。ここでは自分が感じた理想の高校生活での受験に対する向き合い方を高校1,2 年生と高校3 年生に分けて書こうと思います。

高校生活の中盤までは,受験勉強に本腰を入れる人はかなり少ないです。しかし,入試の倍率は3 倍ほどあるので,周囲の人と同じくらいの勉強量では第一志望の現役合格は難しく,本来はこの時期も勉強をすべきでしょう。とは言ってもこの時期に勉強のモチベーションを上げるのもまた難しいことです。そこで僕はこの時期には自分の学力を悲観的に捉え,劣等感や優越感を強く感じるようにしていました。前者は,例えば模試でB 判定を取った時,受かる可能性があると考えるのではなく,落ちる可能性があると捉えることです。そのように捉えた方が勉強量は増して有益だと感じていたからです。後者は,成績が悪いときは悔しがって,成績が良いときは心の中で教室にいるほとんどの子より自分は勉強ができると優越感を感じていました。そうすることでいい成績を取ることの恩恵を自分で作り出していました。

高3 になってからはほぼ全ての人が猛勉強し,受験の現実味が増し,自分の成績に一喜一憂することの精神への負担がとても大きくなってしまいます。ここでは淡々とやるべきことをするという向き合い方が大切だと思います。自分の学力レベルが志望校より遥かに上でも下でも,自分の学力を向上させないといけないということは絶対的な事実です。だから,模試の判定は気にせずに自分のしないといけない勉強を淡々とこなすのが合格への一番の近道です。

最後になりましたが,僕をここまで支えてくださった先生,事務員の方,塾の友人,そして家族のみんな,今までありがとうございました。

SURの英語のすばらしさ

N.A 大阪大学 経済学部 四天王寺高校卒

私は高校2 年の 3 学期から立川先生が担当の英語G クラスに入りました。それまで学校のテストでは英語の点数は安定していて英語は得意科目なつもりだったのですが,SUR に入ってみると周りのレベルが高く自分のできなさを痛感しました。教材も難しく,予習段階でちんぷんかんぷんな時もありましたが,当てられた時のために授業前は毎回必死で考えました。自粛明けの対面授業からはどうしても日程が合わず,SUR をやめて他塾に通うことも考えて体験に行きましたが,正直教材も先生も圧倒的にSUR の方が良かったのでビデオ授業で受け続けることを決めました。

ビデオ授業は対面より緊張感が薄れることが心配でしたが,その分しっかりやろうと思い復習を何度もしました。読解は最低1 回,英作文は時間を空けて何回も見直してフレーズを覚え,直前期にも全て確認しました。また,先生が授業中に覚えておくようにと言った単語や構文は自分でまとめて全て覚えました。それだけの時間と手間をかける価値がある授業と教材だったと思います。実際過去問は余裕を持って解くことができるようになり,自信をもって本番に臨むことができました。この先生についていけば絶対大丈夫だと思わせてくれるような授業をしてくれた立川先生に感謝の気持ちでいっぱいです。

唯一の悔いは,クラスに入るのが遅く,スピーキングの授業を受けなかったことです。リスニングの点数が最後まで伸びなかったので,スピーキングの授業を受けていればと後悔しました。

これから受験を迎える皆さん,SUR の先生方を信じて,悔いの残らないよう頑張ってください!

自信を持って臨めるように

T.K 京都大学 教育学部 天王寺高校卒

僕は受験勉強を振り返って,やってよかったなと思うことと,後悔していることがそれぞれあるので,それを読んで是非参考にして下さい。

まず後悔していることは,受験直前まで英単語から逃げていたことです。英単語の覚え方は,単語帳を使っても,使わずに文章中に出てきた単語を適宜覚えていっても構わないけれど,何かしら「単語を覚える努力」は必要です。入試において,一般的に英語の配点は高い上に,登場する単語は当然難しいです。だから目安として,SURの1 冊目の単語帳に載っている程度のものは全て覚えた上で,載っていない単語を類推して解く,くらいが必要で,逆に単語帳レベルをいちいち類推していては,どれだけ文法系が完璧で読解のセンスがあっても,時間がかかる上に回答が支離滅裂になることがしばしば起こります。僕はそれに気付き高3 の11 月から単語帳を周回し始め,1 日平均100 語のペースで3 周以上したのですが,結局覚えられたのは2000 語中1400 語程度。やはり高1 から習慣的にするか,遅くとも高3 始まったらすぐ始めないと間に合わないので,早いうちから覚え始めることを強く勧めます。

次に,やってよかったことは,直前期に模擬テストをひたすらやり続けた事です。入試本番は本当に,想像以上の重圧の中でテストを受けます。普段あまり緊張しない人でも例外なく,「いつも通り」冷静に問題を解くことは不可能です。だから,自信があるか,試験に慣れているか,が非常に重要になります。その上で,SUR の後半の授業でするテストゼミはかなり役立ちました。僕は英数物のテストゼミを受け,他の日は赤本をするというようにひたすらテストをし続けました。すると,当日は緊張しつつも一切手を止める事なく,集中して取り組めたのです。だから,直前期はしっかり演習の量をこなすことを強く勧めます。

受験が終わると楽しいことがいっぱい待っています。それまで頑張って下さい!

教養も身に付くハイレベルな英語

J.K 京都大学 工学部 天王寺高校卒

僕は高校1 年生の4月からSUR に通い始めました。ここでは3 年間取っていた英語について書こうと思います。

文法は先生がたとえ話や小話を使って分かりやすく説明してくださったのですぐに頭に入れることができました。それに加えて,SUR の英単語帳は難関大学の長文で出題されているような単語が多く掲載されていたので,長文読解する準備を着実に整えることができました。

さて,長文読解では構造分析のインプットとアウトプットを繰り返すことで,最初の頃は全く読めなかった英文がだんだん読めるようになっていきました。長文は小説,歴史,哲学,科学など様々な分野の内容を取り扱っていたので英文読解力は勿論のこと,知識や教養も身に付けることができました。実際,今年の京都大学の英語の長文は,教養として知っていたので少し分かりにくい文章があっても知識で補うことができました。今,思い返すとその点で他の受験生と差をつけられたのかなと思います。SUR の長文読解の長所として,他の予備校が高校3 年生でやるような内容を高校1,2 年生のうちからやることでアウトプットの時間を多く確保でき,問題に早く慣れることができる点が挙げられると思います。

また英作文に関しては,高校1 年生から毎週,先生が添削してくださったので自分では気付かなかった間違いにも早めに対処することができました。添削課題は難関大学の過去問であることが多いので,入試に直結する英作文の能力を確実に身に付けることができました。

3 年間SUR の英語で様々な問題に取り組んでいたことで,京都大学の英語の難易度があまり高いと感じなくなり,当日も落ち着いて問題を解くことができました。また,英語が得意科目となり入試において得点源となりました。SUR の英語を取っていて本当に良かったと思います。

秋か冬にもう一度読んでほしい話(冊子は捨てないで)

H.K 大阪大学 工学部 天王寺高校卒

私は高校,大学受験のSUR に6 年通いました。ほとんどの授業を取っていたのでSUR の良さはよく知っていますが,それは他の人が書いてくれる事に期待して私は高3 の年末から受験直前期にかけての話をします。

共通テスト対策で意識したことは,本番と同じ時間感覚をつかむこと。具体的には本番の2 週間程前からは時計の長針の位置で残り時間を感じられるように,例えば本番が10 時40 分から始まる科目なら,その科目は必ず40 分から本番の制限時間を測って対策問題を解いていました。共通テストは時間勝負なので時計盤を見ただけで残り時間が分かれば余裕が生まれます。国語と数学は大問の解く順番を予め決めておきましょう。

2次対策としては赤本の過去問をやり込みました。大切なのは間違えたり気になる所があればすぐに調べること。これはネットではなく今まで自分が学習してきたテキストやノートで調べましょう。ネットの活字よりも自分の筆跡を見る方が頭に入りやすく覚えやすいです。私は共通テスト後に赤本を始め,本番の2 週間前に終わったのでその後は問題集で仕上げられていない単元を詰めました。英語は赤本以上に問題を解いても同じだと思ったので,SUR 英単語帳を毎食後にやりました。結局年明けから7 周程したので英文読解はかなり自信がつきました。ただし単語だけでは読解や英作文の力が鈍るので,本番の3 日前は残しておいた1 年分の過去問をやりました。

最後に大学受験全般で伝えたいことを書きます。私は家で勉強することが苦手だったので,割り切って家では一切勉強しませんでした。その代わり,学校やSUR にできるだけ長くいました。SUR ほど自由に学習計画を立てて学習できる自習室はないです。積極的に活用しましょう。大事なことは毎日続けることです。大学入試に関連したことだけではないですが,毎日を大切に噛み締めて過ごしてください。

最後にSUR の先生方や事務の方々には本当にお世話になりました。ありがとうございました。

大学受験を振り返って 

K.M 京都大学 工学部 北野高校卒

僕は無事大学受験で第一志望に合格することができました。しかし,合格までの道のりは決して順調ではありませんでした。コロナ禍で高校3 年の4 月から6 月半ばにかけては学校に通うこともできず,SURの授業もオンライン形式になりました。僕は家で勉強を集中して行える性格ではなかったので,学校から提示される課題などをきちんとこなすことはできず,家でダラダラと過ごすだけで,受験勉強をしっかりすることもできませんでした。また,学校が再開してからも,休校期間中の生活習慣が抜けず,勉強に集中することができなかったし,受験勉強に対するモチベーションも低く,志望校の共通テストの傾斜配点のことも知らなかったぐらいでした。その結果,模試の結果も良いものとは言えず,志望校のランクを下げるか,浪人をすることなどを考えていました。それに,SURでのテストゼミも結果がいいとは言えず,いつも平均点以下でした。

しかし,2 学期がはじまってからこれではいけないと思い,自習室を積極的に使ったり,テキストの復習をすることで少しずつ点数も上がって行き,模試の結果も少しよくなりました。それでも,僕は物理と化学が苦手でいつも足を引っ張っていて,SUR でなにか講座を取ればよかったと後悔しました。共通テスト後に過去問を解いているときもこの2 科目は,僕の友人たちと比べて点数がいいとは言えませんでした。それでも,入試本番では,この2 科目をカバーすることができるぐらいの点数を国語や数学,英語で取ることができたから合格できたのだと思っています。SUR で最後まで続けていたから,確かな実力がついたので,SUR にはとても感謝しています。

英語学習における不易と流行

S.Y 京都大学 農学部 西大和学園高校卒

思い返してみれば私が初めてSUR を訪れたのは小学校の卒業式直後,2015 年3月の入塾テストの日でした。あれからもう6 年,過ぎてみれば充実していながらも本当にあっという間だったと思います。数学の桜間先生,浦上先生,石井先生,辻永先生,英語の宮下先生,羽座先生,中野先生,Mike 先生,化学の北山先生,古典の上田先生と,多くの先生にお世話になりました。本当にありがとうございました。

まず志望動機について,京都市は私の出生地でもあり非常に馴染みがあり,現在住んでいる大阪以上に勝手知ったる場所なので,中学の頃から漠然と京都大学を考えていました。また,遺伝子やゲノムなど生命科学系の分野に興味があったので,その研究ができる農学部の応用生命科学科に決めました。

さて本題に入りますが,まず私は理系ですが得点源教科は英語です。裏を返せば英語以外は得意とは言えません。高3 数学Hの辻永先生のテストゼミでは点数1 ケタのオンパレードでした。そんな生徒が理系教科のことについて偉そうに語る資格はありませんので,英語のみに焦点を当てようと思います。

まず近年の傾向として,日本人学生のリスニングとスピーキングのスキル向上を目的に,大学入試の英語における英語4 技能(リーディング,ライティング,リスニング,スピーキング)を重要視する動きがあります。これの証拠として,センター試験と比べて大学入学共通テストにおけるリスニングの配点が上がったことや,リスニングやスピーキングを取り入れているTOEIC やTOEFL がより重視されてきていることなどが挙げられると思います。これらの取り組み自体は正しいと考えますが,これと引き換えに,英文法や英作文が軽視されてきているのが現状です。センター試験から大学入学共通テストへ移行した事により英文法の問題が消え,また和文英訳は時代遅れだという声も上がりつつあります。本当にそうなのでしょうか。

これからの時代においてリスニングやスピーキングが大切なのはもちろんのことです。しかし,だからといってこれまでの日本人の従来の英語学習法である,「英文法の完成→和文英訳,英文和訳の演習」という流れを疎かにしていいというのは間違いであり,地道な英文法,和文英訳,英文和訳の学習があってこそのリスニングやスピーキングであるということを忘れてはいけないと思います。それを踏まえた上で,SUR の英語カリキュラムは,日本人の英語学習における不易(英文法,和文英訳,英文和訳)と流行(リスニング,スピーキング)のどちらも疎かにする事なく,いや,疎かにしないどころか充実させ過ぎていると思います。他塾に通ったことがないので分かりませんが,これほど中1 から高3 の英文法や読解や英作文の教材,先生の授業,リスニング教材,スピーキング授業などの全てにおいてクオリティが高い塾は無いと思います。私が英語を得意教科にできたのも,宮下先生や羽座先生の授業で学んだ英文法や英訳,和訳を土台として演習を重ねたからに他ならないと思っています。

最後に,京都大学を選んだもう1 つの理由として,英語の出題形式が好きすぎるから,というのもあります。近年はやや変わりつつあるとは言え,英文和訳と和文英訳をベースとしたオーソドックスなものです。実はあの形式は帝国大学時代から受け継がれたもので,昔は全ての帝国大学が同じ形式でした。しかし時代と共に他のどの旧帝国大学も形式を変えてしまい,昔からの流れを受け継いだ出題をするのは京都大学だけになってしまった結果,現代ではかえって新鮮に思えるのでしょう。

SUR 最終更新:2021年6月16日
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