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合格体験記2022
「Lift Off !」

以下は,2022年入試で合格した会員の合格体験記です。ただし,氏名に関しては,出身高校,進学大学の個人情報と共にインターネット上で広まり過ぎることを防ぐために,イニシャルにしています。冊子版の「合格体験記2022 Lift Off!」では氏名共に掲載していますので,ご了承ください。

SURでの6年間

K.S. 大阪公立大学 医学部医学科 四天王寺高校

私は中1スタート講座から6年間SURでお世話になり,高1の時に宮下先生にもっと頑張らないと通らないと言われていた大阪公立大学医学部に合格しました。

SURでの中学3年間のカリキュラムにおいて,スピーキングや多読の授業がある大学受験用の塾の話は他に聞いたことがありません。また,数学の進む速さは,その分ついていくのが大変でしたが,私が聞く限りどの塾よりも速いです。

高2からの羽座先生の授業はとてもレベルが高く,元々英語が得意な方ではなかったので崖っぷちのように感じながらもう一度自分で分析してプリントと照らし合わせるなどをして復習していました。英語だけでなく数学のテストゼミも難しかったですが,二次の数学が難化してこのテストゼミの恐らく2つ目の目標である解けなくてもいい問題を見極めることができました。

次に,私は共通テストと二次試験の各一週間前から長時間の勉強をしませんでした。どれだけ能力を高め,暗記してもそれを引き出せる環境がなければ意味がないと 思い,一週間前までにもう大丈夫と自信を持てるほど勉強していたからです。もちろん人によって合う過ごし方は違うと思いますし,世界史と国語に限っては間に合うはずがなく当日まで詰め込んでいましたが,難化した共通テストでも残りの教科はすべて9割をこえ,総合で87パーセント取れました。ちなみにセンターボケはよく聞きますが,私の場合は共テ後に国語力と漢字 力が急に低下し,英文和訳などで困りました。

最後になりましたが,お世話になった先生方,事務の方々,本当にありがとうございました。

苦手な現代文との戦い

H.M. 東京大学 工学部 大阪星光学院高校

高校2年生の冬,家で勉強しようとすると集中が続かない僕は,自習室を確保するために塾に通いたいと思いました。そこで,現代文が苦手だったので,SURの現代文の冬期講習に行ってみました。それが,僕がSURに通うようになったきっかけでした。

授業を受けてみると,単に問題を解説するだけでなく文章の要点やなぜそこが解答根拠になるのかも丁寧に解説していただいたのでとてもわかりやすかったです。担当してくださった先生は現代文の読解力を,資料や文献を読み解く力として学問の入り口と捉えていて,それを身につけさせようとしてくださっていました。読解力は受験にとどまらない一生ものの力で,そんな意気込みを持って授業してくださる先生に出会えてよかったと思います。先生の冬期講習とその後の授業を通して記述問題の演習を繰り返し,僕の読解力と記述力は着実に 成長して行きました。

しかし,そんな僕に立ちはだかったのは共通テスト形式の演習でした。僕はもともと文章を読むのが遅く,時間との戦いである共通テスト形式の問題には非常に苦労しました。その上,選択肢の違いがうまく見分けられず困りました。

それを打開すべく僕が行ったことは,空き時間に哲学や経済論についての本を読むことでした。記述演習で文章を部分ごとにしっかり理解する力はついていたので,文章全体の流れを把握しながら読むことを意識しました。読書の習慣がないと長い文章が頭に入ってこないので,特に高校1,2年生の人は少しずつ,興味のある分野のもので いいので本を読んでみることをお勧めします。

僕は当初,現代文は苦手でした。特に共通テスト形式では演習で60点台も取りました。それでも授業を受けて,自分で演習して本番ではなんとか85点を超えました。受験生の皆さんも,国公立大学を志望する人は科目数が多いので特に,苦手科目から逃げずに頑張ってください。

合格体験記

H.H. 大阪大学 医学部医学科 東大寺学園高校

僕は中1の時から6年間SURの英語を受講していました。多分SURの良さとかについては他の人たちが書いてると思うので,僕は受験勉強のアドバイスを書こうかなと思います。

1つ目は,現在地と目的地を把握することです。今の自分の実力を客観視し,目標達成には何が足りてないか,何をすべきかをちゃんと判断することが大切だと思います。一例ですが,他の皆が過去問をやり始めたからという理由だけで,今やってる問題集を途中放棄して過去問に手を出したりするのは良くないです。

2つ目は,自分に合った勉強法を早く確立することです。問題集は何周もやるのか1周で全て確実に頭に入れるのか,どう休憩をとれば効率よく勉強を続けられるのか,英単語は1日に何個覚えてどう復習するのか,とか,勉強のやり方は色々あります。その中で自分に合ったものを早く見つけておくと楽だと思います。それを見つけるには実際に試すしかないので,早くから色んな勉強法を試すことをオススメします。(先生や先輩,友達,ネットなどから色々情報を集めてみるといいと思います。)

3つ目は,メンタルを維持することです。僕は高3の6月までクラブを続けていたので,自分が練習してる時に友達は勉強してるということを考えた時とか,冠模試でE判定だった時とか,精神的にキツい場面が多々ありましたが,そこでメンタルを維持する事が大切だと思います。辛い時は友達とかに相談したら良いと思います。僕の学校の先生がよく仰ってたことなんですが,受験で1番目に大切なのは心の強さ,2番目が体の強さ,3番目が頭の強さ,だそうです。

あともう1つだけ。共テをナメてかかるのはやめましょう。

そんな感じです。とりあえず頑張るしかないので頑張って下さい。SURは良い先生方ばかりですので,行き詰まったら色々相談してみましょう。

最後になりましたが,先生方,事務の方々,6年間本当にありがとうございました。

不安,すなわちfun

T.S. 東京大学 理科二類 天王寺高校

今,この文章を読んでいるのは暇な高一か高二,または受験が近づいてきて不安な高三のいずれかだろうが,暇人に向けて文章を書いてもしょうがないので先輩として不安な受験生のために私の経験を基に受験について綴っていこうと思う。暇人はもっと楽しそうなことにうつつを抜かしているがいい。

さて私自身そうだったが,高三になると塾,それから成績に不安を抱くようになる。まず前者についてだがSURには全幅の信頼を寄せてほしい。私は不真面目で勉強といえば専ら塾の先生に指示されたことしかしていなかったがそれでも実力は確実についた。高三の七月頃までは京大志望だった不真面目な生徒をそこからの半年強で東大に合格させるくらいのことはSURにかかれば朝飯前なのである。第一、不信を抱く環境では勉強にも身が入らないのだからすぐに塾についての不安は忘れよう。

而して厄介なのは後者だ。成績に関する不安はどうしても消えない。A判定でも落ちる人は落ちてしまう。どうすれば心穏やかに受験を迎えられるか?

私はむしろ受験生は成績についての不安と共にあるべきだと思う。私にとってはこの不安は高校生活において最も明瞭で最も大きな感情だった。この不安ゆえに成長するということはおそらくないだろうしデメリットしかないが,それでも不安と共にあってほしい。終わってみればそれも受験の醍醐味の一つであったと思えるはず。発破をかけてもらいたかったり有益そうなアドバイスを求めていたりした人には物足りなかっただろうから最後に一つだけ。数学の秋頃からのテストゼミを毎週,それまでの分を全部見直して解法が思いつかない問題をなくす,というのをしていれば数学は大丈夫。

それでは受験生諸君,これまでで最大級の不安と共に受験勉強を楽しんでください。

SURに支えられた大学受験

Y.T. 京都大学 理学部 灘高校

僕はSURで高1のときは季節講習のみ,高2と高3においては年間を通して数学と英語を習っていました。灘高校という環境にいたこともあって,日頃から東大や京大に向けての勉強に専念することはできていたのですが,高1の冬期講習に参加した際に,灘の定期テストの勉強をするだけでは不十分であったことに気づかされました。

数学は,灘高校の入試で満点を取り,定期テストの数学でも何回も満点を取っていたことで自信もあったのですが,辻永先生の授業では,見たことのないような問題を軽やかに解きほぐしていることに圧倒されました。授業の復習をしているときには,授業での簡潔な説明とのギャップに驚くことも多かったですが,諦めずに理解して解けるようにしようとするうちに,京都大学の問題を解く実力が自然と養われたように思います。

英語では,周りの生徒たちの実力に圧倒され続けていました。高校受験のときから英語は苦手でしたが,それでも高校に入ってかなり克服したつもりでした。しかし,高3に入ってからのテストゼミでは,周りとの得点に大差があり,平均点を超えることもほとんどありませんでした。そんな中でも,羽座先生の丁寧な英文解説をしっかりと聞き,授業後にどうしてそうなるのかを振り返るのを習慣づけたことで,京大の入試では満足いく手応えを得られました。

模試の判定は,高1,高2の間はA判定でしたが,高3になって苦手な理科が入るとC判定になりました。理科は市販の参考書や問題集で対処したのですが,SURで数学や英語を勉強する習慣がついたことで,苦手科目に勉強がかたよることなく進められたと思います。

SURとの出会い

R.I. 京都大学 理学部 四天王寺高校

私は中学1年生の1学期から数学を6年間,高校2年生の冬期講習から英語を1年間受講しました。初めにSURの入塾テストを受けてクラスを決めるとき,ある先生にGクラスは,数学オリンピックに出るようなすごい人たちばかりだからCクラスにしときなと言われて,数学のCクラスに入りました。しかし,その後すぐに実力テストを受けると,なぜかその先生からGクラスに上がらないか(この間と言ってること違うじゃん)と1度断った私を説得するために電話をかけてきて結局友達を連れて渋々Gクラスに上がりました。でも,こうして私をGクラスに入れてくださったことで,進度は速くて難しいけれど,学校では習わないようなことまで深く学ぶことができました。また,物事がなぜそうなるのか気になる私にとってはおもしろく,SURに入ってよかったなと思っています。さらに,5,6年ずっと一緒に授業を受けていた友達がいたこともあって,へんに気を張らずにアットホームな雰囲気で授業を受けられてよかったです。

そして,私は,高校1年生の2学期から流石に苦手な英語をどうにかしなければと思い,某大手塾の講座をとっていましたが,生徒が多く,先生との距離が遠いため,途中から授業の予習を全くしない,授業中に寝るなどするようになって,SURに変えました。テキストは難しく,予習で半ば投げやりに訳したものをみんなの前で言うのは恥ずかしさもありましたが,人数が少なく,先生に気軽に相談することのできるSURの環境は私にあっていました。

ここまでダラダラと書きましたが,要するに,SURは少し変わったところもあるけれど,授業はとても質が良く,アットホームな雰囲気で勉強できるということです。最後に,辻永先生・立川先生をはじめとする先生方,事務の方々6年間ありがとうございました。そして,これから受験を迎える皆さんを心から応援しています。

世界一わかりやすい難関大合格講座

Y.M. 京都大学 工学部 天王寺高校

私はSURでは英語と数学を受講していました。自分の受験勉強を振り返ってみると,SURで英数を固められたから合格出来たのだと思います。

SURの英語は早めに文法を終わらせてその分多くの時間を演習に費やしています。私も最初の内は英文の構造分析が難しくて苦戦しましたが,数をこなすことで少しずつ分かるようになっていきました。また英作文ではネイティブの方がいるので単語のコロケーションや定番の表現もしっかりカバー出来ます。

次に数学ですが,学校ではあまり扱わない発展的な内容を学んだり,授業中の演習として難関大学の過去問を行ったりとハイレベルな授業だったと思います。ですが私は元から数学が好きだったので,あまり見たことのない問題や難しい問題に沢山触れることが出来て凄く楽しかったです(各タームごとに行われる実力試験ではあまり良い点数は取れませんでしたが…)。

SURでは三年の途中から各教科でテストゼミが始まります。このテストゼミというのは京都大学などの難関大学対策のテストであり,毎週行われて順位も発表されます。私はこのテストゼミで何回かいい順位を取ることが出来たのですが,その時はとても嬉しかったです。なので受験勉強というよりは「みんなに勝つために勉強しよう」という考えになっていて楽しかったです。

私はこういったSURの授業を受けることで英語と数学に関しては全く不安はありませんでした。事実,本番でもまずまずの手応えを感じることが出来ました。

最後に,塾は人によって合う合わないはあると思いますが一度はSURの授業を受けてみることを強くお勧めします。皆さんの健闘を祈ります。

私的SURでしかできないこと

I.K. 京都大学 医学部人間健康科学科 智辯学園奈良カレッジ

私は中学1年生の頃からSURに通っていました。正直6年間通っていながら受験を意識しながら勉強しはじめたのは高3になってからです。そんな私が個人的にSURに通ってて良かったと思うことについて書いていきたいと思います。

まず,毎週単語テストがあったことです。高2まで自主的に勉強しなかった私でも,単語テストがあることで毎週単語に触れる習慣をつけることができました。この習慣のおかげで受験期の単語を覚えるスピードはかなり早くできていたと思います。

次に,英語の本を読む時間があるということです。普段生活していて英語の本に触れることはほとんどなかったので,SURで自分の好きな英語の本を読めたのはいい経験でした。英語であたらしい情報を取り入れることのたのしみをしることができました。

次に,仲間です。私自身学校には同じ大学を志望する子がほとんどいなく,勉強に対するモチベーションが下がることも多かったです。しかしSURで同じ大学を目指している子と共に授業を受けることで自分も負けじと頑張ることが出来ました。

最後に質の高い勉強です。毎週必ず宿題,予習が課されます。難しい問題も含まれていますが,自分で頑張って時切ろうという力がつけれたと思います。授業では細く丁寧に解説してくださり,予習してきた問題だけではなく,プラスアルファのことも教えてくださいました。そして復習することでだんだんと英文が読めたり,書いたりすることができるようになりました。

毎日コツコツ勉強することが1番大切です。諦めないで自分を信じて頑張ってください。

最後になりましたが,先生方,事務の方支えて下さりありがとうございました。

SURを最大限に活用する

N.S. 京都大学 工学部 天王寺高校

効率的にSURで勉強し,成績をぐんぐん伸ばしたい。そのためにはどうすればいいのか,僕の受験期を振り返って考えてみたので,それを伝えたいと思います。

まず一つ目に,SURの先生方を最大限に利用することです。特に,可能な限り質問することです。SURでは授業進度がかなりはやく,またレベルの高い授業が行われるので,途中でわからないことが必ず出てくると思います。そこでわからないことをそのままにしておくと,その後の内容が余計にわからなくなるという負のスパイラルに陥ります。だから,わからないことはその日のうちに質問し,解消することが肝要です。SURの先生方は丁寧に質問対応してくださるのでどんどん質問しましょう。

二つ目は,SURの環境を最大限に利用することです。このように生徒のレベルが高い環境は貴重で,周りのレベルの高さは必ずあなたを成長させる要因となります。例えば,クラス内での競争。もしくは,自習室の利用。周りにライバルがいれば,それだけで勉強のモチベーションになります。環境を余すことなく使いましょう。

三つ目は,テストゼミを最大限に利用することです。高校3年の直前期に行われるテストゼミでは,難関大学の二次試験さながらの問題がずらりと並びます。大半の問題は難しく,中途半端な知識では太刀打ちできません。テストゼミは,あなたの今までの勉強の穴を明らかにしてくれるよい指標となるでしょう。その,発見された穴をなおざりにせず,よく分析をし,埋め方を考えてください。その穴を埋めることに専念すれば,必ず直前期に成績を伸ばすことができます。

この三つは,どんなSUR生にも当てはまる,一般的なことです。これらに加えて,あなただけの,SURの使い方もあるでしょう。そういったものを見つけることは,合格の第一歩だと思います。そういったものも携えて,受験を乗り越えてください。

SURで培った力

Y.K 大阪大学 外国語学部 大阪教育大学附属高校天王寺校舎

私は中学1年生のときから6年間SURに通っていました。

中学生のときは英語と数学を受講しており,特に宮下先生にお世話になりました。宮下先生の分かり易くて楽しい授業は私の日々の楽しみのうちのひとつでしたし,先生のおかげで英語が得意になりました。もし中学生のときに宮下先生の授業を受けていなかったら,大阪大学外国語学部を目指していなかったと思います。

高校生の時は英語,数学,現代文を受講していました。現代文の今西先生は2次試験の過去問の添削だけでなく後期小論文の対策にも付き合ってくださり最後の最後までお世話になりました。数学の石井先生は授業がとても面白く,苦手意識の強かった数学が好きになりました。また進路の相談にも乗ってくださりました。英語の羽座先生の寸劇を交えた授業は毎回楽しかったです。英語の知識だけでなく長文読解などに必要な教養的な知識も噛み砕いて説明して下さったので,とても理解し易かったです。

私は受験期の時いつも自分に自信が持てませんでした。英語のテストゼミ(高3の毎授業で行われるテスト)ではいつも真ん中かそれ以下の順位で,このままで第一志望に受かるのだろうかととても不安でした。でも結果的に私の合格の決め手となったのは英語でした。レベルの高いクラスメイト達に囲まれながら,絶望するくらい難しい問題を解いていくうちに,知らず知らずの間に「英語力の土台」が出来上がっていたのだと思います。揺るぎのない学力の土台を作ってくれたのは,間違いなくSURの授業のおかげです。

これから受験を迎える皆さんは不安に駆られると思いますが,SURの授業を真面目に受けて,復習に取り組み,先生方のアドバイス通りに勉強していれば,きっとうまくいくと思います。頑張ってください。

そして最後に,ご指導下さった先生方,事務の方々,本当にありがとうございました。

私の大学受験

H.K. 北海道大学 獣医学部 天王寺高校

私は3年間SURに通い,第一志望の北海道大学獣医学部に後期入試で合格しました。

沢山あるSURの魅力は他の方々が書いてくださるはずですし,受験全般のアドバイスは私より参考になる先輩が他に沢山いらっしゃると思うので,SURの中では少々特殊な進路であろう後期受験に焦点を当てて書こうと思います。

私が北大を受けると決めたのは高2の秋頃でした。獣医学部に進学したいとずっと思っていたので,高2の夏に全国の獣医学部・学科がある国公立大学の全てのオープンキャンパスにオンラインで参加しました。その中で,自分のしたいことが一番できる大学は北大だと感じました。同じ名前の学部でも,大学によってそれぞれ色があります。より「行きたい!」と思える大学を見つけられると,受験期のモチベーションに繋がってくるので,色々な大学を見てみてください。

受験を振り返って大切なことは「諦めないこと」だと思います。特に受験生は飽きるほどこの言葉を聞いていると思いますが,やはり諦めないことが合格には必要なのだと思います。前期は手ごたえ的に厳しいだろうと思っていましたが,それでも北大に行きたいという気持ちは大きくなる一方でした。本物の北大の冬のキャンパスが本当に格好よくて,「絶対ここに6年通いたい!」と思ったのです。

前期試験が終わってから後期試験までの2週間,離別式も卒業式もあり周りはすっかり受験モードが抜けていましたが,私はこの2週間が勝負だと思い,受験生の誰よりも粘ろうという気持ちで自習室に通いました。試験官が「参考書をしまってください」というその瞬間まで特に現役生は伸びると思うので,諦めず粘ってみてください。

もう一つ大切なのが「健康」です。私は高3の1月に体調を崩しました。根を詰めて勉強するのも時には必要ですが,体を顧みずがむしゃらにするのと,諦めないことは違います。適度に休憩を取りつつ継続できる勉強方法を見つけてください。応援しています!

SURの英語

M.N. 大阪大学 外国語学部 大阪教育大学附属高校天王寺校舎

SURの英語には,中学1年生のスタート講座から通っていました。高校2年生まではSURの宿題しかしていなかったのに,結果的にずっと英語が得意科目でいられて,本当にSUR様様です。

中学1年生から高校1年生までは,授業の雰囲気はアットホームで楽しかったです。ところが高校2年生になると羽座先生に変わり,いきなり授業のレベルがぐんと上がりました。先生の話す情報量はすさまじく,私は先生の話をとりあえず耳に入れることだけで精一杯でした。知識の海に溺れてしまうような心地でかなり苦しく,帰りの電車ではいつも放心状態でした。自分はこの授業のレベルにはついていけないと感じ,クラスを落とそうか,他塾に移ろうかということは何度も考えました。しかし結局なんだかんだで続けていたら,不思議なことに,高校3年生の夏ごろには当初のような苦しさは感じなくなり,授業内容もだいぶんわかるようになっていました。

そして共通テストが終わって本格的に二次試験対策をしようという時,もう一度高校2年生からのテキストを復習してみると,驚くことに,あの頃本当に訳の分からなかった内容の数々がどれもすっと理解できました。この時初めて,SURで英語を続けていてよかったと思いました。

SURのハイレベルな授業に圧倒されて心が折れそうになっていても,続けているうちに,いつの間にか理解できるようになることもあります。もしSURの授業が難しすぎてどうしようかと悩んだときは,是非「そのまま続ける」という選択肢も考慮に入れてみてください。そして,そのまま続けようと決めたなら,自分を信じて,「いつかは理解できるようになるから大丈夫」と気楽に捉えて,その時が来るのを待っていてほしいと思います。

SURで学ぶ数学

K.N. 大阪大学 工学部 大阪教育大学附属高校天王寺校舎

私は中学,高校の6年間SURに通い,その6年間で秋山先生,本多先生,辻永先生に数学を教えていただきましたが,どの先生の授業もおもしろい内容でした。

その中でも特におすすめなものが2つあります。1つ目は高校2年3学期から高校3年1学期までの「入試数学の原則Ⅰ・Ⅱ,入試数学の解法」です。ここから一気に受験に向けた内容が始まるのですが,とても良い構成で,本当に実力がつくと思います。実際,私も入試の当日はこのノートを見ながら会場に向かいました。そして,「原則Ⅰ」の問題が阪大の入試で出題されました。さすがSUR!!2つ目は高校3年夏期からテストゼミまでの数学演習とSUR名物テストゼミです。数学演習では,あえて小問を少なくした問題で演習を積み,テストゼミでは入試問題よりも難易度の高い問題を扱います。テストゼミは4問のうち1問を安定して完答できるようになれば実力としては充分という難しさです。どちらも数学の実力をつけるにはうってつけです。

数学に限らずですが,SURのレベルはかなり高いと思います。数学では外積や微分方程式など大学受験の範囲をこえたものまで学びますが,それらを知ることで楽に解ける問題もあり,決して無駄になりません。

SURに通ったことで数学に自信がつき,共通テスト,二次試験ともに数学が得点源になり,学科首席の成績で合格することができました。

受験に関しての心残りは,特に理科に関して問題演習を始めるタイミングが遅かったということです。いくら内容を論理的に理解していても,実際に問題を解かないと本当の力はつきません。簡単な問題でも良いので,早い時期から慣れておくことをおすすめします。

最後になりましたが,数学に限らず6年間の中で担当してくださった先生方,そして事務の方々に本当にお世話になりました。ありがとうございました。

受験生として心がけていたこと

H.H. 大阪大学 人間科学部 大手前高校

私が受験生の時にやっていてよかったと思うことは三つあります。

一つ目は,授業の復習です。私は普段のSURの授業で国語,数学,英語の三つの授業を受けていましたが,次の授業までに全教科復習することを心がけていました。三教科のやり直しは大変で時間もかかりましたが,SURのテキストにはいろいろなパターンの入試問題が載っていて,授業ではほかの問題でも応用できる解き方やポイントを教わることができたので,復習を重ねるうちに自然と解ける問題が増えていきました。また,三年生の後半の授業で始まるテストゼミの問題も時間を測って解きなおしをしたことで,速く正確に問題を解く力がついたと思います。

二つ目は,模試の結果をもとに勉強計画をたてることです。SURの先生方は,模試の結果を見て,強化すべき教科・分野やそのために必要な勉強を一緒に考えてくださいます。私は先生方のアドバイスをもとに,参考書を買うなどして弱点を強化していました。

三つ目は,先生方に頼るということです。私は英作文の添削をしていただいたり,数学の直しを見ていただいたりし,苦手だった国語は受験直前まで答案の添削をしていただきました。また,授業後には質問に行き,授業で理解しきれなかった部分を教えてもらうこともありました。私が理解しきるまで教えてくださった先生方のおかげで,疑問点を残さず次の授業に臨むことができました。

このように,SURのハイレベルな授業と先生方の手厚いご指導のおかげで,第一志望の大学に合格することができたと思います。支えてくださった先生方,本当にありがとうございました。

受験の乗り越え方

R.O. 大阪大学 薬学部 天王寺高校

私は高1から数学と英語,高3の冬からは物理の授業でSURにお世話になりました。最初にそれぞれの授業の良さを紹介していきます。

英語の授業の長文読解では常に難関大学の過去問を解き,構造分析やマクロ的な読み方を学びます。また理解が難しい内容でも,英語だけでなくその内容について解説してくださるので,より深く英文を理解することができました。SURの授業を受けていたおかげで,本番はいつもの演習より簡単だと思えるぐらいには英語力がつきました。

続いて,数学と物理の理系科目についてです。これらの授業の良さは演習量の多さです。理系科目はインプットにどれだけ力を入れてもアウトプット出来なければ意味がありません。高3からは毎回1〜2時間程の演習を行うので,記述解答を作る良い練習になります。解説の時間では,その解法に至った経緯,別解の有無,関連する分野についてなど1つの問題について掘り下げて教えてくださるので,質の高い学習になります。

次に,受験勉強において大切な復習についてです。高校の先生の言葉を引用させてもらうと,「テストはやり直しのためにやるもの」です。間違いをそのままにしていても成長出来ません。自分のミスの原因や理解不足な分野を知ることが一番の勉強です。私は,テストや模試,塾の演習などで自分の間違えた問題を専用のノートに解き直し,勘違いしていたことや重要なことをまとめていました。このノートは長い時間をかけて作り上げ,苦手な問題のみ取り上げた自分専用のノートです。これが受験の武器にならないはずないと思いませんか?

初めのうちは,大学受験に不安を抱くかもしれません。そんな時は受験のプロであるSURの先生方を信じて,また共に闘っている友達を頼って,本番に精一杯の力を出し切れるように頑張ってください。

最後になりましたが,お世話になった先生方,事務の方々,本当にありがとうございました。

受験ゲームしてみた

Y.H. 大阪大学 工学部 天王寺高校

受験は割と運ゲーだなと受験勉強を通じて思いました。本番までどんな問題が出るかは分からず,一問失敗すると合否が分かれます。ただ理不尽な運ゲーではなかったです。要は戦場に全裸で飛び込むというわけではなく防具ぐらいはつけられたということです。

出る問題が分からないとは言っても相手が出してくるのは大抵高校範囲までの手数しかなく,その中でも大学ごとによって出される問題の傾向があります。赤本などを活用することで志望大学のパターンを掴むことは何回もボスに挑み直して敵の攻撃をパターン化することに似ていると思います。その防具と相手を倒すための武器を備えるために役立ったのがSURだと思っています。

パターンを掴むというのは物の本質を捉えて初めてできることだと思います。その点でSURは数学も英語も初めに本質を深掘りして説明した後に問題を解いて解説をして下さるので,初めから問題に手を出すよりも一段深い理解が得られると思います。扱う問題も粒揃いで難しいですが,その分その問題から得られる基礎的,応用的知識は多いです。こうした知識は自分を守る盾となり問題を解くための矛となります。高校範囲からしか出してこないということもあり本質を見抜いた知識というのは力になります。こうして身についた知識をもとに問題演習に取り組むとどれも似たようなことを聞いている問題ばかりだと気付き,解いていて楽しくなると思います。

さてこうして身につけた防具と武器を持って本番を迎えるわけですが甲冑を着ていても関節まで覆い尽くせないようにどこかしらに自分の穴はあると思います。穴を埋められるよう努力しつつも割り切って守れる所を守ることが出来れば自ずと結果は出るはずです。どんな敵が出てくるかは本当に運なので無理に完璧を目指そうとはせずあくまで自分が扱える防具と武器を増やしていくくらいの気持ちで頑張ってください。

SUR 最終更新:2022年6月6日
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